選挙が行われると、必ず耳にする出口調査。
出口調査は意味ないとの声も!?
信憑性はあるのでしょうか?
この記事では
- 出口調査のやり方は?
- 出口調査の信憑性は大丈夫?
- 出口調査の精度は?外れないの?
- 出口調査は意味ない?
これらに関して調査していきます!
ぜひ最後までご覧ください。
出口調査のやり方は?
出口調査は、投票所の出口で投票を終えた人に
誰に投票したのか?
と直接質問。
そのデーターから開票前に当選予想を行う方法。
メディアが自社オリジナルのデーターとして出す事が多いです。
ここで注意したいのが、無作為に集めたデーターとなるようにする事。
例えば
人が集まりやすい投票所を中心にデーターを集める
年齢や性別を意識した調査結果
決まった時間だけでデーターを集める
このように意図を持ってデーターを集めてはダメです。
様々な場所・時間・人に次々と声をかけていき、データーを集めていきます。
- 出口調査は答えないとダメ?
-
答えなくても大丈夫!
出口調査は任意で行われるもの。
投票結果は、基本的に公表する必要はありません。
- 『世論調査』とは何が違う?
-
出口調査は、投票後に行う調査。
世論調査は、投票前に行う調査。
投票後の結果を聞く『出口調査』の方が、精度は高いと言われている。
出口調査の信憑性は?精度や外れないのかを解説!
出口調査の信憑性はどうなのでしょうか?
96人に聞けば誤差10%以内で、384人に聞けば誤差5%以内でその候補者の得票率の予想される範囲を95%の信頼度で求めることができます。
95%の信頼度とは、100人いたら95人は予想された範囲内の回答を行っているという意味です
https://allabout.co.jp/
出口調査には統計学が使われています。
回答者を増やす事で、信憑性や精度を上げていく仕組みです。
もちろん、ただ人を増やせば良いといった訳ではありません。
無作為に回答者を増やす必要があります。
回答者にも、色々な方がいらっしゃいます。
回答を拒否する人
嘘の回答をする人
これらのイレギュラーに対する誤差を、少しでも小さくする為にも、回答者を増やしていく必要性があるのです。
出口調査は外れる事も!?
出口調査の信憑性・精度は高く、かけ離れた結果となる事は少ないと言われています。
しかし、あくまでも予想結果。
もちろん外れる事もあり得ます。
2021年10月31日行われた衆議院総選挙。
出口調査を踏まえた予想では、
議席数 | 自民党 | 立憲 |
最多予想 | 243 | 130 |
最小予想 | 230 | 110 |
開票結果 | 261 | 96 |
各メディアの予想は、立憲民主党が大幅に議席数を増やし、自民党の議席数が減るとの予想。
しかし予想に反して、立憲は議席数をそれ程増やす事ができませんでした。
立憲の最多予想は130議席。
実際の議席数とは34議席もの差が開いています。
このように出口調査での予想は、外れる可能性もあるのです。
出口調査が外れる原因は?
ではなぜ外れる事があるのか?
それは
出口調査はあくまで任意調査。
断る方や嘘を付く方もいらっしゃいます。
嘘を付く方はそこまで多くはないでしょう。
あえて嘘を付く必要性もありませんからね。
問題は
回答を拒否される方の存在
自民党の支持者には、出口調査に対して非協力的な方が多いと言われています。
こういった意図しない回答者の偏りが起こる事で、結果にズレが生じる可能性はあるのです。
もちろん、各メディアもこれらの事は周知の事。
ある程度の経験値を踏まえて、予想を立てているとは思われます。
出口調査『意味ない』への答え!
今回は
出口調査の信憑性とは?
精度は大丈夫?外れる事はないの?
について調査しました!
今回の調査で
- 出口調査の信憑性・精度は高い
- しかし、外れる可能性はある!
という事が判明しました!
外れるなら意味ないのでは?
と言われる方も多いかと思います。
そのような意見が出るのも当然でしょう。
という事を認識した上で、
選挙を楽しむための参考データーとして見て頂く事をオススメします。
自民党の内閣支持率も下がる一方。
次回の総選挙はどうなるのか?
楽しみですね!
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